| 詐欺商法・偽攻略法にご用心 |
| 今、パチンコ雑誌は様々な攻略会社の広告で賑わっています。そのほとんどが「誇大広告」と言われていますが、厳密に言えば、決して誇大広告にはあたりません。なぜならば、これらは誇大広告を通り越して、「ウソ」の塊だからです。「虚偽広告」というのが正しい形容と言えるでしょう。 悪質業者は「強制初当たり打法」、「確変永久連チャン打法」などと称しては、全く効果のない攻略法(?)を法外な価格で販売します。当然、顧客からはクレームの電話が殺到することになりますが、「他のお客様は成功しているのに、どうしてあなただけが失敗するのでしょうね」とすっとぼけるのが彼らの常套手段です。 気の弱い人はここで諦めてしまいますが、正義感の強い人や好戦的な人は「消費者センターに訴える」、「弁護士と相談の上、訴訟を起こす」、「警察に通報する」と戦う姿勢を打ち出します。すると、通常の逃げ口上のトークでは無理と見るや、敵は戦法を一変させ、「あなたのご住所は申込書を見ればわかりますよ。これが意味するところをお察し下さい」と不気味なことを言い出します。 たいていの被害者はここで敵の正体を知り、愕然とするものですが、困ったことに、「ふさげたことを言うな」と一歩も引かない人も出てくるわけです。しかし、このような「困ったお客さん」に対するカウンターパンチもマニュアル化されています。「ほう、勇敢なお方だ。一週間後に太平洋の水面に遺体が浮かび上がってもよいのですね。そのくらいの覚悟があれば何をしようと自由ですよ」と、この段階になってはじめて敵は素性を明かします。とにかくあらゆる手を使って脅します。たとえば、「海が嫌なら山に行きますか。人生の最後は空気が澄んだ場所で迎える方がよろしいかも」といった具合に。 「○○県には、うちの若い衆がいくらでもいる。楽しみですな」と最終的には脅迫という最も卑怯な手段に訴えるのが彼らに共通する特性です。法外な金額で攻略法と称する紙切れ一枚を売っている業者の大半はこういった人種と見て間違いありません。絶対に騙されてはいけません。彼らはパチンコで借金苦に陥った人の心理をよく研究しています。パチンコで背負った借金はパチンコで返す。今まで負けた金額の3倍、4倍を稼ぎたいというパチンコ依存症の人々に共通する心理的弱点を突いてくるのです。パチンコで負け続けている人はすでに金銭感覚が麻痺しています。50万円以上の価格でも2、3日で元は取れると安直に考え、サラ金から金を借り、平気でこのような偽情報に手を出します。悲しいかな、彼らを待ち受ける末路は暴力団2団体との戦いです。 攻略会社の中には、求めやすい価格を設定して「薄利多売」を目指す一見良心的な業者も存在します。しかしながら、彼らも詐欺という点では同罪です。見るからにもっともらしい架空の「攻略手順」を机上で編み出し、「成果がない」というクレームには「お客様の居住地域においては、ホールの対策が入ったんですよ。こればかりは攻略法の宿命ですからどうしようもないことです。是非、他県に遠征して試してみて下さい。多少の交通費はかかりますが、一日に何万も稼げればそれでいいじゃないですか」などと調子のよいことを言っては逃げまくります。もともと低価格のため、騙された人もしまいにはくたびれ果て、抗議する気力を失ってゆき、結局は泣き寝入りとなるわけです。彼らは「低価格ゆえに諦めやすい」、「法的手段に訴えれば余計にお金がかかる」という現実を見越しているのです。世の中には、金額云々ではなく社会の不条理と戦う立派な人も当然いるわけですが、こういう相手には「そこまでお怒りであれば返金します。大変ご迷惑をおかけいたしました」とあっさりと土俵を割るのが低価格攻略法を販売する業者に共通する手口です。 さて、このような悪質業者が後を断たないというのに、当局の取り締りが緩いのは本当に不思議なことです。恐らくパチンコの攻略法というもの自体が非常に曖昧な上、中には裏ロムにだけ通用するセット打法などもあるために、警察も攻略情報の検証がしにくいのではないでしょうか。 一応はパチンコ攻略業界に属している私どもがこう言うのも妙ですが、我が国に存在するあらゆる産業の中で、この業界は最もダーティーな暗闇産業と断言して差し支えないでしょう。まともな情報を販売する業者の数は両手の指で数えられる程度というのが実情です。皆様にはセット打法のほぼ100パーセント近くがインチキ攻略法であると心得ていただきたいものです。 本物の攻略法と偽物の攻略法を識別する最初のリトマス試験紙は「セット打法であるか否か」です。セット打法であれば、どんなに安くても決して手を出すべきではありません。セット打法の実態についてはコラムにて詳述致します。 |